
管理人のshiromiです。
雑記ブログを書いています。
今回は、釣竿(アジングロッド)修理DIYの後編です。
予想だにしない原因で折れてしまった釣竿。
それでもなんとか自分で直したくて、試行錯誤しながら作業を進め、先端をカットしてトップガイドを取り付ける準備までたどり着きました。
今回は、その続きとなる「トップガイドの接着」の工程から紹介します。
ここまでの作業については、前編の記事で詳しくまとめていますので、あわせてご覧ください。
トップガイドを接着
使用した接着剤
接着に使ったのは、2液性のエポキシ接着剤「ボンド クイック5」です。


ホームセンターや釣具店にも置いてありますよ
作業手順
まず、厚紙の上に2種類の接着剤を少量ずつ出し、付属のヘラで手早く、しっかりとかき混ぜます。
次に、爪楊枝を使って、出来上がった接着剤をトップガイドの内側にうっすら塗布します。

爪楊枝は、あらかじめカッターで細く削っておきました

続いて、竿の先端にもうっすら接着剤を塗ります。
トップガイドを竿の先端に差し込み、余分な接着剤を拭き取りながらガイドの位置を調整したら、ひとまず作業完了です。

この工程は、接着剤が固まってしまうとやり直しがきかないため、なかなかの緊張感がありました。
ポイントは、接着剤をかき混ぜる前に、ガイドの位置を合わせを一度練習をしておくこと。
これをやっておいたおかげで、本番では焦らず、スムーズに作業できたと思います。
スレッドを巻く
準備したもの
まず、スレッドとは?
簡単にいうと、ガイドを固定させるための糸です。
見た目はまさに、ミシン糸のような感じ。
ミシン糸でも代用できる、という投稿を見かけたこともあるのですが、違いがいまひとつ分からなかったので、今回は専用のものを購入しました。
とはいえ、スレッドも種類がとにかく豊富。
キラキラしたものや透過性のあるものなど、見た目の違いに加えて、太さの違いもあり、選ぶのに一苦労でした。
私の理解では、見た目の好み(キラキラ・透け感)と、太さを基準に選べばよさそう、という感じです。
今回私が購入したのは、富士工業の
「EZスレッド 100m巻き 」


透けないタイプの茶色を買いました
富士工業 EZTHM-S05 イージースレッド 透けないタイプ 茶 価格:440円 |
もう一つ悩んだのが、ガイドに糸を巻く際にテンションをかけるための道具を使うかどうか、という点です。
同じく富士工業の「EZボビンホルダー」という、EZスレッド専用のホルダーがあります。
悩んだ末、今のところ他に修理の予定もないため、今回は購入せずに作業をすることにしました。
価格:1650円 |
作業手順
この工程は、事前に動画など一度確認しておくことが必要です。
ポイントは、巻き始めと抜き糸。
巻き始めは、糸にテンションをかけながら固定する必要があり、思っていた以上に苦労しました。

あの道具、買っておけばよかったかも・・
巻き始めがうまくいけば、あとは糸の間隔が空かないよう注意しながら、クルクルと巻きつけていきます。
ただし、これで終わりではありません。
最後に、糸の終わりを固定する作業があります。
ここで使うのが、抜き糸です。

抜き糸は、あらかじめこんな感じで輪っかを作って準備しておきます。

私は細めのリーダーで作りました
イメージとしては、巻き終わりの少し手前で抜き糸の輪を挟み込み、終わりまで巻いたあと、輪の中に糸を通してピッと引っ張ることで、巻きつけた糸の下に糸を隠す感じです。
作業中は糸のテンションかけ続ける必要があるため、抜き糸は巻き始める前に準備しておくことが必須です。
抜き糸を使って糸の終わりを固定したら、余分な糸を切り取って、この工程は完了です。
この工程で一番難しかったのは、やはり巻き始め。
糸は細く、テンションもかけ続けなければならないので、なかなか骨の折れる作業でした。
いい感じにできたと思ったら、今度は抜き糸の準備がうまくできておらず失敗。
抜き糸の構造を、ちゃんと理解できていなかったんですね〜。
何度もやり直して、ようやく完成しました。

コーティング
何でコーティングする?
今回、修理を始めるにあたって一番悩んだのが、このコーティングの工程でした。
なぜなら、最もお金がかかりそうだったから。
師匠からは、
「自分が使う竿だし、とりあえずエポキシを塗っておけば?」
と言われ、確かに一理あるなと思いつつも、少し考えてしまい・・・。
やっぱりコーティング用のエポキシを買った方がいいのかな?

やっぱり違いがあるんだろうな〜
ただ、一度しか使わないかもしれないものにしては、なかなかビミョーなお値段。

便利な使い切りパックもあるらしい
富士工業 EZECM2 Fuji工業 2液性エポキシコート EZ Epo2(イージーエポ2) 価格:550円 |
さらに調べてみると、塗布する際は、竿をクルクル回転させながら作業する必要があるらしい。
価格:9570円 |
そう、その回転させる機械が、いちばん高価なわけです。
1回の修理にために、そこまで必要?
よく分からないけど、「とりあえず薄く塗ればいいんじゃない?」
そんな気持ちで、コーティング用エポキシをクリックするか迷っていました。
今回は、これでいく
そんな矢先、ビルダーさんとお話しする機会があり、いろいろイメージが湧いてきました。
どうやら、エポキシはダラダラと垂れてきやすく、ただ塗るだけ、というのは意外と難しいようです。
勝手なイメージですが、バームクーヘンの層を作る感覚に近いのかも。
そんな話の中で、良いヒントをいただきました。
最近は、接着にレジンを使うこともある、とのこと。
レジンなら、我が家にもあります。
ジグヘッドをDIYするのに使っていて、しかも使い慣れている。
とはいえ、レジンといっても成分はいろいろ。
私の使っているものだと、正直「なんちゃって」感は否めません。
けど、この際アリか!?
ということで、今回はUVレジンを使ってコーティングしてみることにしました。
実際やってみると、やはりトロトロしているので、回転させないときれいな丸みは出ません。
それでも、
「少し塗って→固めて→足して→また固めて」
を繰り返しながら、形を整えていき・・・。
なんとなく、完成しました。

まとめ
いかがでしたか?
修理を決意してから、完成までに何ヶ月もかかってしまいました。
正直、いろいろと難しく考えすぎて、遠回りした部分も多かったと思います。
ただ、実際に修理してみたことで、
そもそも釣竿がどうやって作られているのか?
ビルドの仕組みや、材料・道具選びの要点を理解することができました。
結果的には、最低限のコストで修理することができ、自分としては大満足です。
ちなみに、まだ修理後の竿で実釣はできていません。
本当に修理が成功したかどうかは、次に竿を振るときのお楽しみ、ということで。

最後までご覧いただきありがとうございました。



